3年ぶりの酉の。
前回は初めて荻窪に降り立ったので、なんだか遠いところへ来てしまった…!とそわそわしていた気がする。
今は高円寺に住んでいるからご近所さん。金曜日の夜にふらりとおでかけ。

カウンター席だけが並ぶフロアは、しっとりと大人な雰囲気。ご近所さん気分でショーパンなんてはいていくと、少しいたたまれない気持ちになる。
上階にはテーブル席もあるみたい。

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お通し。色が美しい。
鶏のスープがこれまた絶品なのです。

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酉のと言えば日本酒。
この日は、惣邑、豊香、小左衛門をいただいた。

酉のの店長さんは、「酒狂會」なるお酒好き店主さんが集う会のメンバーだそう。
3年前、大信州にはまっていた時に、酒狂會のお店を巡ってみた。練馬の蔵四季とか、大塚の蒼天とか、吉祥寺のひまり屋とか。
どこに行っても大信州や小左衛門がずらりと並んでいるのです。酒狂會限定の種類があったり。
酉のに初めて行ったのもその頃。

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鶏のお刺身盛り合わせ。幸せを具現化したようなお皿。彩りも華やかで、お祭りみたい。
レバー、砂肝、ささみ、胸、もも、とさか、白子、ハツかな。

とさかのお刺身なんて初めて。コリッコリでたまらない。
するん、ととろける白子も素敵。
レバ刺しは、塩味のきいたごま油に絡ませて、ぷるんといただく。この感触久しぶりだー!

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冷製の鶏と葱ソース。
さらりといただける、上品な味付けだった。

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焼き鳥は、皮、つくね、ぼんじり、ささみをいただいた。
皮をこよなく愛しています。
つくねは、焼く直前に一本一本串につけていた。ふわふわな食感にするためだそう。
感動したのはぼんじり。濃厚ジューシーで、これまで食べたどのぼんじりよりも柔らかい。

それから、スモークの5点盛り。
左から、うずらの卵、砂肝、もも、カマンベール、レバーだったはず。ほろ酔いでうろ覚え。
レバーが香ばしくてお気に入りだった。あと、うずらの卵も。とても味が濃くてお酒に合う。家でやってみたい。

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シャモロックの親子丼。
美味しすぎてあっという間になくなった。
こってり存在感のあるたれに大満足。

ただ美味しいだけではなくて、心の中で歓声をあげてしまうような料理をいただけるのが、酉のだなあ、と思う。
次は3年もあけずに行こう。ご近所さんだしね。

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