日曜日、西口のブックファーストで新宿食本をぱらぱらめくりながら、「ダイエットのことを考えたら蕎麦かな…いや、でもつけ麺が食べたい！」と鼻息を荒くするひかるくんのリクエストで、数年ぶりに麺や 百日紅へ行くことになった。
新宿で、日曜日も空いているつけ麺屋さんって貴重かも。
新宿東口を出て、伊勢丹の少し先。ビルの地下2階に店舗がある。
この付近までくると、新宿の人混みから少し離れられたような気がして、ふうと一息。
券売機で濃厚つけ麺を選ぶ。すぐ近くに、トイレ用コインが置いてあった。
地下2階にあるトイレは、このコインを入れないとドアが開かないのです。
待つこと10分ほど。つけ麺が運ばれてきた。
安心できる、王道の魚介豚骨。平均よりも少し甘めかな。
酸味も効いていて、複雑な味わい。食べ進めても飽きない。
角切りチャーシューは脂の割合が多く、口に運ぶとするりととける。
つけ汁にも、ほろほろとチャーシューがちらばっている。これ、好き。ねぎのしゃきしゃきした食感との相性がばっちり。
麺は丸くてこしがある。つるっつるです。シンプルで控えめ。
スポットライトを浴びるつけ汁を、しっかりサポートする黒子みたいな。
スープ割りはいつもあまり頼まないのだけど(声が小さいのでオーダーを聞き取ってもらえないことが多くて嫌になった)、ひかるくんとなんとか食べ終わるタイミングを合わせて、一緒に頼んでもらった。子供か。
柚子のフレッシュな香りが加わり、がらっと表情が変わる。
いいねえ、スープ割りって。発声練習しよ。
店を出ると雨もあがって、るんるん日曜日。
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