もふが生まれてから約11ヶ月が経った。一緒にさまざまな思い出を作ってきたけれど、その中でも特に幸せな記憶のひとつがベビースイミングだ。
8月、酷暑の夏。気温が高すぎて外にも出られない。何か、もふと身体を動かすいい方法はないものだろうか。そう思ってベビースイミングの体験に行ったのは、彼が生後6ヶ月のときだった。
ベビースイミングの体験へ
家の近くのスイミングスクールはGoogle Mapのレビューで酷評されていたので、1駅以上離れたところにある3ヶ所のスクールが、入会の検討対象になった。
体験に行くには、まず水着やスイムキャップなどを揃える必要がある。子ども用の可愛い水着はどこで売っているのか。親はどんな水着を着るのが一般的なのか。Xなどで調べたものの、意外と情報が少なく時間がかかった。(揃えたものは後述する)
8月から9月にかけて、週1ペースで候補のスクールを回った。雰囲気もプログラムの内容もスクールごとにだいぶ違うので、比較ができたのはよかったと思う。
候補1
ベビースイミングの時間帯はプール全体がベビー専用になり、20組以上の親子が参加していた。年齢別に細かくクラスがわかれていて、2歳以上の子がいなかったので、プログラムは皆で歌を歌ったりしながらゆるく身体を動かす、という簡単な内容。
子どもの水着は自由で、和気あいあいとした雰囲気がよかった。ただ、人数が多すぎて、コーチの声が聞こえづらいという難点はあった。また、途中で近くにいる親子とペアになって、自己紹介などをする時間が2回ほどあり、それがやや面倒だった。(ベビースイミングに交流は求めていなかったため)
レッスンは週に5日ほどあり、好きなときに週何度でも通っていい、というシステムは魅力的に思えた。ただ、夏はいいけれど冬はそんなに頻繁に通わない気もした。実際、ベビースイミングを始めてみると、週1で十分だった。
候補2
体験日がお盆に近かったためか、私を含めて4組しか参加していなかった。2〜3歳ぐらいの子もいて、少しハードなプログラム。コーチがプール内に滑り台やトンネルのあるコースを作ってくれて、そこを周回するのは面白かった。
プールに潜る回数も多く、しっかり水に慣れていくことができそうなプログラムに思えた。ただ、週に1回しかベビースイミングの枠がなく、欠席したときに振替ができないのが難点だった。(特に冬は、体調を崩しまくるので振替は必須)
候補3
プールの一部レーンのみがベビースイミング用に確保されていて、参加人数に対して手狭な印象。体験者への説明もほぼなく、ついていくのが大変だった。プログラムの終了時間が過ぎても、コーチが会員さんと世間話を続けていて、「ここはないかな」と。
親にもしっかり身体を動かしてもらう、という目的で、アクアビクスがプログラムに組み込まれていたのはよかった。
候補4
候補の3ヶ所を回ったけれど、正直どこも一長一短で決め手に欠ける。そのため、一応行くだけ行ってみるかと、Google Mapで酷評されていた近場のスイミングスクールの体験も予約した。結論、ここ一択だった。
まず、とにかくコーチがいい。ユーモアがあって、親が自然と笑顔になるのでクラスの雰囲気が明るい。体験者への説明も丁寧だった。水中での子どもの抱っこの仕方など、このスクールで初めて聞いた。
また、他のスクールは30分程度のプログラムだったけれど、ここは1時間と長い。プールサイドで準備運動(ふれあい遊び)をして、たくさん歌を歌いながらプール内を歩き、潜り、親もキックやジャンプで身体を大きく動かし、と充実の内容だ。プログラムはスクールごとに大きく違うので、通える範囲の体験にはすべて行って、自分と子どもに合うかどうかを確認するのは大事だと感じた。
そして、結局“近いは正義”だった。スイミングの準備は手間がかかるので、特に午前のクラスだと家を出るまでの時間管理がシビアになる。公共交通機関を使うことになっていたら大変だっただろうな、と思う。また、徒歩圏内だと、濡れたままの髪に部屋着のようなワンピースでも気兼ねなく帰れる。
ベビースイミングを始めてよかったこと
毎週、もふとプールで過ごす1時間は、私にとってとても特別な時間だ。
水が大好きなもふは、プールに入るとひたすら水面を叩き続ける。口を尖らせながら、パシャパシャと。大きな窓から差し込む陽の光が水面に反射し、天井をゆらゆらと明るく照らす。上を向いて、それをじっと見つめるもふ。
腰の辺りを持って左右に揺らすと、もふはケラケラ笑う。アームヘルパーをつければ、全身をバタバタと動かして進もうとする。そしてまた、心底楽しそうに笑う。こうやって思い切り水と遊ぶ体験は、ここでしかさせてあげられないな、と思う。
入会したての頃は、プログラムが始まると泣いていた。私にぎゅっとしがみついて、離れようとしなかった。けれども、回を重ねるごとに泣いている時間が短くなって、今はプールに入るなりとびきりの笑顔を見せてくれる。コーチに抱っこされるのも平気になった。ベビースイミングを通して、もふが少しずつ成長していく様を見られるのが嬉しい。
水着から服に着替えて外に出て、「今日も楽しかったね。すっごく楽しかったね。もふも楽しかった?」と話しかける。にこにこと私を見返すもふを、ぎゅっと抱きしめる。
家に着くと、もふはこてんと寝る。長いときは、3時間ぐらいぐっすり寝ている。とても可愛い。
ベビースイミングの持ち物
必要最低限の物だけを用意して体験に通い始め、そこから少しずつ充実させていったベビースイミング用品。あると便利なものや、選んだポイントなどを書き留めておく。
持ち物リスト
・子ども水着
・大人水着、インナーショーツ
・子どもスイムキャップ
・大人スイムキャップ
・子どもタオル
・大人タオル
・スイミングパンツ(予備も)
・オムツポーチ
・子ども着替え
・大人着替え
・大人ニットキャップ
・化粧水
・財布
・プールバッグ
・ヒップシート
なお、大人も子どもも家で水着を着て、その上から服を着てスクールに行っている。更衣室に着いたら、服を脱いでスイムキャップをかぶるだけ。大人のパンツを持っていき忘れないように要注意。
ベビースイミングのために購入したもの
子ども水着
肌を出しすぎない水着を探し、NEXTで購入した。通っているスクールのプールは水温がやや低く、ラッシュガードタイプでよかったと思う(それでもまだ少し寒そう)。何度も洗濯をしたら股の辺りに毛玉が増えてきたけれど、着せやすく可愛いので気に入っている。
大人水着
かなり悩んだのが大人の水着。Xではラッシュガードもおすすめされていたけれど、実際に体験を回ってみたらほぼすべてのママさんがフィットネス水着だった(袖丈は、ノースリーブから長袖まで様々)。上下がわかれているタイプだと水中でお腹がめくれてしまうことがある、という声を見つけたので、これを購入した。入会しない可能性も踏まえて安いものを選んだけれど、フィット感もよく、特に困っていない。
タイトな水着なので、念のためインナーショーツも購入した。ジム用に持っていたはずなのに、すぐなくしてしまう。
子どもスイムキャップ
水着と合う色のスイムキャップを探し、ネイビーにネオンイエローの線が入ったものにした。赤ちゃんのスイムキャップ、小さくてとても可愛い。特に嫌がることなくかぶってくれた。
子どもタオル
出産祝いでいただいたベビー用バスローブ。家では着せるタイミングがなかったのだけど、ベビースイミングでは大活躍。水着を脱がせてさっとバスローブを着せてから、オムツを替える。親が着替えている間も、バスローブを着ていれば暖かい。
大人タオル
体験には普通のバスタオルを持って行ったのだけど、子どもを見ながらの着替えは時間がかかるので、なるべく身体を隠せるようにとポンチョタイプのタオルを購入した。これは、生地が薄くてかさばらないし、それでいて吸水力もあるから気に入っている。色も落ち着いていて好き。タオルの中でさっと水着を脱ぎ、下着をつけ、タオルを外しながらワンピースをがばっとかぶったら大人の着替えは完了。
スイミングパンツ(予備も)
スイミングパンツは、グーンかムーニーのMサイズを使っている。デザインが可愛い。プログラム中にうんちをしないかいつも不安だけど、幸いなことにまだしたことはない。
大人ニットキャップ
息子を抱えたまま、髪を乾かしてから帰るのは大変。とはいえ、髪がびしょびしょの状態でコンビニなどに寄るのはためらわれる。ということでタオルキャップを買ってみた。HACOONのタオルキャップはカラーバリエーションが豊富で、選ぶのが楽しい。何度も洗濯をしているとどんどん伸びてくるけど、プール帰りに使う分には問題ないかな。
化粧水
更衣室はカオスすぎて丁寧にスキンケアをしている時間はないから、アクアレーベルのオールインワンを重宝している。大抵更衣室で塗り忘れ、帰り道に歩きながら塗っている。
プールバッグ
プールサイドにタオルや替えのオムツを置いておくルールになっているので、自分のテンションが上がる可愛いプールバッグを探した。“ラムチョップ”の防水バッグは、色がとてもお気に入り。プールバッグを買うのなんて久しぶりで、なんだか楽しかった。
週に1度のベビースイミングは、私にとって大切な時間。初めて体験に行くときはハードルが高く感じられたけれど、思い切ってよかった、本当によかった、と思う。
こうやって、もふと一緒にプールに入れる期間も長くはない。1回1回を大切に過ごしたい、と思う。






