飛行機を見に羽田空港まで行ってぶらりとお散歩した後、美味しいお肉が食べたくなった。
4月8日にオープンしたKintanの六本木店に電話をしてみたら、20時から席がとれた。

お店の場所は、麻布警察署の裏の方。
大学時代は、ぶどう酒食堂さくらが好きで時々歩く道だったけれど、最近はあまり来なくなっていた。懐かしいなあ。
六本木にはたくさん思い出があって、甘酸っぱくてとても好き。

店内に入ると、まず、カウンターのケース内にぶらさがる金舌と黒タンを見せていただけた。
牛の舌をまるまると見たのは初めてかも。想像以上に大きい。そして生々しい。でも美味しそう。

初めに、シャンパンのグラスを注文。
それから、和牛ザブトンのユッケ。艶やかな見た目が美しい。
とろりとほどけるユッケに、シンプルだけれど濃い味付けのたれと、卵黄の味がしっかりと絡む。
写真は、お皿にとりわけていただいたところ。

金舌は、厚切り、薄切り、味噌の3種盛りがあったので、そちらを頼んでみた。
熟成舌ですって。厚切りは、噛めば噛むほど旨味があふれ出る。
「遊ぶ時間も返上して、高校時代の3年間ずっと勉強して勉強して勉強して、晴れて東大に入学した新入生、って感じの味だね」と、ひかるくん。
最初、何を言い出すのかと思ったよ!うん、なんとなくわかる気がする。
薄切りは口どけが良い。レモンできりっといただくのも美味しい。
味噌は甘めで、舌の旨味とよく馴染む。

つづいて、特選カルビ 三角バラ。
薄切り部分も厚切り部分も、それぞれ美味しい。
ひかるくんによると、「ハリウッド女優というよりも、日本の映画界のベテラン女優という感じ」らしい。
華があるというよりも、味があるという感じかなあ。

続いて、本日の和牛赤身の3種盛りを注文。この日は、イチボ・シンシン・モモの組み合わせだったそうだけれど、ランプが食べたいと相談したら、ランプ・シンシン・モモの組み合わせにしていただけた。
同じ赤身でも、まったく印象の違う3種類のお肉をいただけて大満足。
モモがむっちりしていてお気に入りだった。

すぐにお肉に火が通ってしまうので、必死に焼き網の上を凝視。
最後の方には、「ひっくり返してー」というお肉の呼び声が聞こえるようになっていた。

〆は、フォアグラとトリュフの石焼きビビンバ。
熱々なのにスプーンが止まらない。とても良い香り。お酒が進む。
あと3杯ぐらいおかわりしたいほどだった。

ユッケとポルチーニ茸のリゾットも気になっているので、また訪問しないと。
にぎり寿司も食べたいなあ。

美味しいお肉とお酒をいただきながら、のんびりおしゃべりをする時間って、本当に至福。
いい夜だった。

六本木焼肉 Kintan焼肉 / 六本木駅六本木一丁目駅乃木坂駅

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